ようこそお越しくださいました。
直傅靈氣(じきでんれいき)について、関心をお寄せいただきましたこと、
また、当HPへお越しいただきましたこと、
生まれし縁に
心より感謝いたします。
地球に在るものに等しく与えられた恩恵を
正しく受け取り、
自らの生を豊かなものにしましょう。
古より伝えられし訓えを遵守し
自らを高めましょう。
臼井甕男先生の心と尊き思惟を
違えることなく
置き去りにすることなく
自らの考えとし、
正しく受け継ぎ、
伝えることに心血を注ぐ。
願わくは
実力と責任ある後継者の育成により
古に見出した力を
ありのままの形で正しく用い
病みしものに多くの癒しが与えられませんことを。
靈氣療法の貢献に携わったすべての方々への
尊敬と畏敬の念を忘れず、またそれを連綿と受け継ぐことを誓います。
臼井甕男先生の訓えを肝に銘じ
幸せに気付き、各々の生が満たされたものになりますように。







靈氣療法とは


靈氣療法は正式名称を心身改善臼井靈氣療法と言います。
1922(大正11)年、年肇祖臼井甕男によって創始された、
手当てによる癒しの技術です。
心身改善を目的とした手技です。
肉体、精神の改善はもとより、悪癖の修正、遠隔による活用も可能です。
戦前には100万人以上の実践者がいました(宗教ではありません)。
伝承によれば臼井甕男(1865年-1926年)が安心立命の境地を求めて
1922年(大正11年)3月に鞍馬山に籠り、21日間の断食を行い、
21日目の深夜に脳天を貫く雷のような衝撃を受けて失神し、
目覚めた時には治癒能力を得ていたという。
それを霊気(靈氣、霊氣)と名付け、同年4月東京に「臼井霊気療法学会」を設立。
現在のレイキは、臼井先生が「臼井霊気療法学会」を
設立されてから、現在のレイキの流れに至っています。



靈氣の源



レイキというのはそもそも
宇宙に存在するエネルギーの一種です。
 宇宙には、様々な波長のエネルギーが存在していますが、
レイキは『すべてを調和に導くエネルギー』で、
人の高い意識と共鳴する高次元の波動です。
一般に言われる『気功師』とは気を出したり止めたり相手の気を
コントロールする事が出来る人たちです。
その場合に送る気は自分の中の気ですが
レイキの場合に送る気は送り手の気や念ではなく、
まわりある自然の気を送るという感じです。
この自然な気、レイキは私たちのまわりに充ち満ちていて、
私たちの心身に大事な作用をもたらしてくれるのです。
その源は宇宙、自然であり、送り手は
気を受け取り、相手に送る。
一種のパイプ役になるということです。
送り手が必要な箇所に手を当てるだけで
その部分がレイキを吸ってくれます。
どこにでもあるエネルギーが
人を生き物を癒す大きな力を持っているのです。






直傅靈氣とは



直傳靈氣は臼井甕男先生(1865-1926)→林忠次郎先生(1879〜1940)→山口千代子先生(1921-2003)
そして、山口忠夫先生へと継承された、海外のレイキの影響を全く受けていない霊気です。
臼井甕男先生が創始されたありのままの形の純粋な日本の伝統霊気を学べる世界で唯一のものです。

直傳靈氣は臼井甕男先生と林忠次郎先生が当時教えていた靈氣を継承しています。
林先生は、山口千代子先生を含む山口家とその親戚の人々に靈氣の伝授を行いました。
このため、当時の林先生が教えていた内容、考え方、技法が、
この親戚一同の記憶や記録により、かなり完全に近い形で復元されています。
臼井靈氣療法学会と違う部分もありますが伝統靈氣を学びたいのであれば直傳靈氣を受講されるのが唯一の方法です。
また、西洋式レイキを学ばれた方も靈氣を究めようという時は、
直傳靈氣を受講して、レイキ、靈氣の全容を把握されるのが良いと思われます。



直傳靈氣と西洋式レイキ

 

 一番多い質問は、2つの違いについての質問です。
臼井甕男先生をルーツとする点では同じですが全く同じ内容ではありません。
西洋に伝わる過程で抜け落ちてしまった要素がある反面、新たに加わった要素もあるためです。
日本と異なる文化圏において、違った形でレイキが広がっていくことは、ある意味では必然です。
しかし、それにより西洋式レイキが不完全であり、誤りであると捉えるべきではありません。
例えば、伝統靈氣で必要な手順と考えられている明治天皇の御製の奉唱をレイキの絶対条件としていたら、
レイキは西洋でこれほどまでに広がることはなく、その恩恵を受けられたのも一部の人に限られていたでしょう。

元を辿れば同一のものであるので

 伝統靈氣と西洋式レイキの根本のエネルギーは同じものです。
靈氣はそもそも「自然にしている時に自然に出る気」であるからです。
潜在的に誰にでも備わったものだと先述したとおり、等しく自然に在るエネルギーなのです。
しかし、西洋式レイキと伝統霊気にも違いはあります。

一番わかりやすいのはエネルギーの捉え方です。
レイキを流す元となるエネルギーを直傳靈氣では「元々備わるもの」と捉え、
西洋式レイキでは「外部から与えられるもの」と捉えます。

伝統霊気では臼井先生の

「萬物生を享けたる者は何万でも天恵として治療の霊能を備えて居るものです。
草木禽獣魚虫皆然りでありますが、殊に人間は万物の霊長でありますから、
一層著しく発現するものであります。」
(公開伝授説明)

という言葉にあるように、本当はもともと誰でも持っている力という自力本願の考えがあります。

一方、典型的な西洋式レイキは、レイキの能力というのは外部から与えられるもの、
アチューンメントをして初めて獲得するもの、シンボルを使って用いられるものという他力本願の傾向が強いです。
これは人間をどう捉えるかで、非常に大きな違いで、
西洋式レイキそして伝統霊気の隅々にまで渡って影響をしている部分です。

また、直傳靈氣では靈氣を行うことを「施療、治す」と表現します。
しかし、西洋式レイキでは「癒し、ヒーリング」と表現します。
また、西洋式レイキが初心者でも等しく行えると教えるのと異なり、
直傳靈氣では経験を積む事を重要視します。

一般的な西洋レイキでは、シンボル自体を神聖とか神秘的と考えることが多いですが、
これは「力は外部から与えられたもの」と考えるから生じる発想です。
神聖なシンボル、神秘的なシンボルが、私達には本来ない力を与えてくれることになります。
伝統霊気では、シンボルはあくまでツールであって、本来ある私達の潜在能力を発揮させてくれると考えます。
伝統霊気を学ぶと、シンボルは、私達日本の文化の中から生まれたものということが明確になります。
よくわからないものではなくて、ちゃんと文化的なハッキリした背景があるのです。

最後に、最も際だった違いがあるのが指導者の養成システムです。
一般的な西洋レイキのスクールでは、指導的立場になるマスターやティーチャーと呼ばれる人たちの育成は、
さほど時間をかけずに行われています。
単に講習を受ければそれで終わりのスクールが大多数です。
また、新規でマスターやティーチャーになった人が生徒を教えて、
さらなるマスターやティーチャーを簡単に作れますので、
最初に指導したマスターやティーチャーの質が受け継がれるとは限りません。

しかし、伝統霊気では、日本で昔から行われている武術や習い事の指導者の養成システムに従っています。
ちゃんと施術の実績のあるものだけが師範格になり、
師範格は一定の教える経験を積んで能力を示してから次に進むことができる。
責任と実力を持った人物が師範になる、という形です。
師範の質が一定以上になるようにちゃんと管理されているのです。

他にもいくつかの相違点はありますがどちらかを否定しているというわけではありません。
ただ、要点を言えば、全ての物事に一長一短あるように西洋式レイキにはその良さと問題点が、
伝統靈氣にはその良さと問題点があるのです。
それを見極め、自分自身が進むべき道を、得るべき資格を、選ぶ事が肝要です。





直傅靈氣系統図


 





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